【Photos】河北新報がとらえた大震災
社会
Opinion 3/11
東北地方をカバーするブロック紙・河北新報が、特別報道写真集『巨大津波が襲った 3.11大震災』を緊急出版した。地元に密着取材した地方紙ならではの貴重なカットが満載されたこの写真集からいくつか紹介する。
3月11日 午後3時25分ごろ 岩手県宮古市新川町大津波が宮古市の海岸を襲った瞬間。車が翻弄される様子から、この津波の巨大さが伝わってくる。(宮古市職員提供)
3月11日 午後3時37分 宮城県南三陸町志津川一瞬にして変わり果てた町の姿を高台に避難した町民が茫然と眺める。
3月11日 午後4時ごろ 宮城県岩沼市滑走路に津波が押し寄せた仙台空港。無数の車や粉砕された家屋。小型機も流され、一面残骸の海原となった。写真奥は旅客ターミナル。4月13日、国内線の運航再開。
3月12日 午前7時40分 宮城県石巻市津波によって市街地が広範囲にわたって冠水した。
3月12日 午前8時10分 宮城県名取市関上車の上に取り残され、自衛隊にボートで救出される女性。
3月12日 午前9時30分 宮城県仙台市若林区消防ヘリの救助隊員によって救出される赤ちゃんとそれを見守る母親(右)。
3月13日 午前9時30分ごろ 宮城県石巻市南浜町まるで戦争の跡のような惨状が広がった市街地。
3月13日 午後2時ごろ 宮城県石巻市中里自衛隊のヘリコプターで救出される被災者。
3月13日 午後3時ごろ 岩手県大槌町津波で壊滅状態となった沿岸部。
写真提供:河北新報社