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〈縮むニッポン〉2025年出生数67.1万人、10年連続で過去最少更新 : 東京の出生率3年連続で「1」を割る

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「異次元の少子化対策」「こども未来戦略」「人口戦略本部」―政府がいろいろな看板が掲げても、少子化は止まらない。結婚する気にも、子どもを産む気にもなれないニッポン。

10年連続の最少更新

厚生労働省が発表した人口動態統計(概数)で、2025年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は、前年より1万4937人少ない67万1236人となり、初めて70万人を割り込んだ24年をさらに下回った。統計が残る1899年以降の過去最少を10年連続で更新した。合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数)は前年比0.01ポイント減の1.14で過去最低を更新した。

都道府県別の出生率は西高東低の傾向があり、東京は3年連続で「1」を割り込み0.96。宮城、北海道1.00で続いた。最も高かったのは沖縄1.52で、宮崎1.46、福井1.45、長崎1.42、島根1.41、香川と熊本の1.40が続いた。

婚姻数は前年よりも4027組増の48万9119組と2年連続の微増となったが、底ばいが続いている。婚外出産に対する抵抗が強く、晩婚・非婚の定着で、出生数の回復は容易ではない。

日本の人口動態

2025年(概数) 2024年(確定)
出生数 67万1236人 68万6173人
合計特殊出生率 1.14 1.15
死亡数 158万9489人 160万5378人
自然増減 ▲91万8253人 ▲91万9205人
婚姻数 48万9119組 48万5092組
離婚数 17万9068件 18万5904件

厚生労働省の人口動態統計をもとに編集部作成

合計特殊出生率の推移

出生数、死亡数などの推移

死亡数は158万9489人と5年ぶりに減少したものの、人口の自然減(出生数と死亡数の差)は19年連続で、減少幅は2年連続で90万人超となった。

人口の自然増減数

日本の出生数は終戦直後の第1次ベビーブーム(1947~49年)には250万人、第2次ベビーブーム(71~74年)には200万人を超えた。その後は一貫して減り続け、第2次ベビーブーム世代の出産ブームも起こらぬままに、2007年以降は自然減の幅が拡大している。

【資料】

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