ホックリおいしい秋の味覚!スイーツ多めな栗のお料理コレクション
食 文化 暮らし
栗は秋の食材だが、甘露煮なら通年で売られている。料理よりも菓子作りに使われることが多い。鮮やかな黄色とホックリした食感はサツマイモと似通るが、それより「ちょっとイイモノ」のイメージがある人気者だ。
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→「栗(クリ):プチ高級感を演出する秋の象徴:栄養価に優れ、料理に和洋スイーツに七変化」
栗ご飯 / 栗おこわ
旬の栗を手に入れたら、まずは栗ご飯。皮をむくのは難儀だけれど、頑張るだけのかいはある。コメをもち米にすると、モチモチした食感がおいしい栗おこわになる。キノコなどの具材を加えれば、より秋らしく。
栗きんとん
黄金色が金運をイメージさせる、おせち料理に欠かせない縁起物。サツマイモを裏ごしして作るあんと栗の甘露煮を合わせるのが一般的。栗あんにすれば高級感がアップ!
栗の産地として知られる岐阜県中津川市を中心とする地域の銘菓も「栗きんとん」の名で呼ばれる。裏ごしした栗に砂糖を合わせて茶巾絞りにした “直球” のおいしさ。
渋皮煮
渋皮を付けたまま甘く煮たもの。上品なお茶うけにぴったり。
栗蒸し羊羹(ようかん)
小豆あんに栗の甘露煮と、小麦粉などを加えた生地を蒸して固めた和菓子。もっちりした食感に、栗の歯ごたえがアクセント。
栗まんじゅう
栗らしい焦げ茶色になるよう、表面に卵黄を塗って焼き上げることが多い。まんじゅうの先をとがらせたり、底面にケシの実を付けたりと、栗に似せるための工夫を凝らす和菓子屋もある。
他にも栗どら焼き、栗きんつば、栗かのこなど、栗を使った和菓子は数知れず。栗をプラスすればおいしさも見栄えもアップするので、贈答品としても人気だ。
モンブラン
ひも状に絞り出したマロンクリームが特徴のケーキは、実は日本発祥。ヨーロッパアルプスの最高峰・モンブラン(「白い山」の意)から名を取った菓子店の看板商品が、評判を呼び全国に広まったという。
調査・構成 : イー・クラフト
バナー写真:栗ご飯(PIXTA)






