今日は何の日:On This Day in Japan

今日は何の日:8月12日

日航ジャンボ機、御巣鷹の尾根に墜落 520人犠牲

1985(昭和60)年 日本航空の羽田(東京)発伊丹(大阪)行きボーイング747SR型機(短距離路線専用ジャンボ機)が墜落事故を起こし、乗員乗客520人が死亡した。同機はJAL123便として18時、羽田を離陸した後、群馬・御巣鷹山の尾根に墜落。お盆の時期の夕刻出発便とあって、ほぼ満席での運航。乗員乗客524人のうち520人が死亡、生存者4人が救助された。この「日航ジャンボ機墜落事故」は単独機の事故として史上最多の犠牲者を出した。同機は78(同53)年に起こした事故の修理をボーイング社が行った際、後部圧力隔壁の修理ミスで同隔壁の金属疲労が蓄積。123便の飛行で隔壁が破断し、その破片が垂直尾翼を破壊。機体のコントロールが不能になり、墜落した。

その他の出来事

人形浄瑠璃『絵本太功記』が初演

1799年(寛政11年7月12日) 人形浄瑠璃『絵本太功記』が大坂豊竹座で初演された。通称『太功記』。岡田玉山の読本(よみほん)『絵本太閤記』を元に、明智光秀の謀反を中心に脚色。6月1日から13日まで、1日1段ずつに分けた構成。登場人物は、実名だと差し障りがあるので、明智を武智、織田信長を小田春永、羽柴秀吉を真柴久吉などと変えた。初演の翌年には歌舞伎にも移された。とくに有名なのは、10段目。「太十(たいじゅう)」(「太功記十段目」の略)の通称で広く親しまれている。

文部省が儀式用の歌を選定

1893(明治26)年 文部省(現文部科学省)が告示第3号「小学校儀式唱歌用歌詞並楽譜」を布告。『君が代』など8曲を祝日・大祭日(たいさいじつ)の唱歌と定めた。明治から戦前・戦中までの学校行事では元日(1月1日)、紀元節(2月11日)、新嘗祭(にいなめさい、11月23日)などの祝日、大祭日は学校へ行き儀式を行うことが定められていた。その際に歌う歌詞と楽譜を文部省が選定し布告した。君が代のほかに『一月一日』『紀元節』『天長節』などの歌がリストアップされた。

堀江青年が単独で太平洋横断

1962(昭和37)年 冒険家の堀江謙一氏(23)が小型ヨット「マーメイド号」で太平洋単独横断に成功し、サンフランシスコに到着した。兵庫県西宮市から長さ6メートル足らずのヨットで単独無寄港太平洋横断を目指して同年5月12日に出航。海上保安当局は「日本からは密出国。仮に米国に着けば強制送還だ」と警告した。94日間の航海で成功し、米国に着くと、勇気ある冒険が称賛された。日本でも一転、「偉業」とたたえられた。航海記『太平洋ひとりぼっち』がベストセラーとなった。その後、ヨット単独無寄港世界一周航海にも成功した。

日中平和友好条約が締結 反覇権条項に腐心

1978(昭和53)年 日本と中国との平和関係を規定する「日本国と中華人民共和国との間の平和友好条約(日中平和友好条約)」が締結された。72(同47)年9月の日中共同声明を受けて条約交渉が行われたが、同声明第7項の反覇権条項をめぐって難航した。復権した鄧小平の柔軟姿勢や米中の国交正常化の動きなど、国際情勢の変化で締結促進の機運が台頭。反覇権条項はそのまま盛り込まれた。一方、ソ連(現ロシア)を刺激したくない日本側の意向を反映させ、「この条約は、第三国との関係に関する各締約国の立場に影響を及ぼすものではない」との条項を加え、園田直、黄華両国外相が北京で調印した。同年10月23日に発効。

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