ニッポンの城

【日本100名城®】三重県・松阪城

歴史

松阪城は、織田信長、豊臣秀吉の側近として活躍した武将の蒲生氏郷(がもう・うじさと)が築いた城。以前は松ケ島と呼ばれていた地名を、秀吉の大阪城から一字をもらって「松阪」に改めた。

三重県・松阪城

信長・秀吉が認めた武将が造った名城

松阪城は伊勢湾を望む高台に築かれた平山城。築城した蒲生氏郷は織田信長に才能を見いだされて数々の戦で功績を挙げ、信長の娘婿にまでなった。信長の死後は秀吉に仕えて、1584年に南伊勢の領主となった。以前は海岸近くに松ケ島という城があったが、氏郷は高台の四五百森(よいほのもり)に新しい居城を造ることを決めた。築城を急いだ氏郷は、松ケ島城や近くの古墳の石棺などから資材を調達したという。織田氏の縁戚であった氏郷が、安土城の石垣を造った穴太衆(あのうしゅう)と呼ばれる石垣の職人を呼び寄せて積み上げたといわれる石垣は有名だ。1588年に城が完成、秀吉が治める大阪から一字を取って、松ケ島から松阪に地名を改め、城下町を整備した。

17世紀以降の江戸時代になると、松阪は紀州徳川家の領地となる。当時の城を警護する担当の武士の屋敷であった「御城番屋敷」が残っており、現存する最大規模の武家屋敷として国の重要文化財に指定されている。

御城番屋敷(PIXTA)
御城番屋敷(PIXTA)

三重県の城

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バナー写真: 松阪城跡の石垣(PIXTA)

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