今日は何の日:On This Day in Japan

今日は何の日:3月13日

青函トンネルが開業、本州と北海道が鉄路でつながる

1988(昭和63)年 本州の青森と北海道の函館を鉄道で結ぶ青函トンネルが開通した。日本鉄道建設公団(鉄道建設・運輸施設整備支援機構の前身)がトンネル建設技術の粋を集めて難工事に取り組んだ。完成後の管理は、前年の87年4月に国鉄分割民営化により設立されたJR北海道が管理を担う。津軽海峡の海底下100メートルを掘削し、全長53.85キロ、海底部だけでも23.30キロと、英仏海峡トンネルができるまで世界最長の海底トンネルだった。同海峡を運航した青函連絡船は80年の歴史に幕を閉じた。

54年の同連絡船洞爺丸事故をきっかけに建設機運が高まり、64年工事に着手。総額6890億円を投じて完成した。当初は新幹線用に建設されたが、国鉄の経営悪化で計画凍結となり、在来線特急や貨物列車が運行。2016(平成28)年3月26日の新青森―新函館北斗間の部分開通で目的どおりの活用が始まった。ただ、老朽化が進んでおり、JR北海道の財政を悪化させる要因となっている。

その他の出来事

1949(昭和24)年 漁業生産に関する基本的制度を定めた漁業法が施行された。一定の水面で特定の漁業を排他的に営む「漁業権」を明確にし、漁業者の権利を保護。規模が大きい遠洋・近海漁業を農林相(現農水相)許可の指定漁業とし、小型底引き網、流し網、たぐり網、敷網など地先沖合漁業を知事許可としている。ただ、「存続可能な漁業」の観点から乱獲防止の枠組みを示すことが必要になっている。このため、国際交渉を通じて周辺水域での資源管理にも重点を置いた70年ぶりの改正漁業法が2018(平成30)年12月8日に成立した。

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1957(昭和32)年 「チャタレー裁判」で最高裁が上告を棄却。英国の小説『チャタレー夫人の恋人』を翻訳した作家伊藤整と出版社社長が、猥褻(わいせつ)物頒布罪で起訴され、2人を有罪とした高裁判決を不服として上告した裁判で、最高裁が作品を猥褻文書にあたるとの判断を示し、有罪が確定。

2015(平成27)年 上野-札幌間を結ぶ寝台特急「北斗星」の定期運行が廃止された。運行開始は青函トンネル開業日の1988年3月13日。同トンネルにより初めて東京から北海道まで、乗り換えなしでの直行が実現された。走行距離 1214.7キロと、JRグループ最長の定期旅客列車だった。食堂車やロビーカーを連結し、個室寝台を基本にシャワー付きの「ロイヤル」も備えた。その豪華さから、鉄道ファンの人気を博した。翌年の開業に備え北海道新幹線の試験走行が始まることから、惜しまれつつ退場。

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