今日は何の日:On This Day in Japan

今日は何の日:4月4日

機密漏えいで毎日新聞記者逮捕

1972(昭和47)年 沖縄返還交渉に関する外務省公電漏えい事件で、警視庁が毎日新聞社の西山太吉記者と同省女性事務官を逮捕した。事務官は国家公務員法の守秘義務違反で、西山記者は事務官に資料を持ち出させたとして、同法違反で東京地検に起訴された。事務官は一審で有罪判決を受け控訴せずに確定。同記者は国民の知る権利や表現の自由などを理由に取材の正当性を主張したが、起訴状の「ひそかに情を通じ」が入手方法の不当性を印象づけた。二審の有罪判決(懲役4月、執行猶予1年)を不服として上告したが、最高裁は「正当な取材活動の範囲を逸脱している」と上告を棄却。同記者の有罪が確定した。公電は、米側の負担とした返還関連経費を、実際には日本政府が支払うとの「密約」の存在を示す文書だった。同記者が公電コピーを野党議員に渡し、議員がこれを使って国会で政府を追及。政府が情報漏れルートを突き止め、2人の逮捕につながった。

NHKの朝ドラ『おしん』がスタート

1983(昭和58)年 NHK朝の連続テレビ小説『おしん』が始まった。原作・脚本は橋田壽賀子。山形の貧農に生まれた女性の苦難の一生を描き、翌年3月末までの1年間の平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%と驚異的な数字を記録した。公募で選ばれた小林綾子が7歳から10歳までの「おしん」を演じ、16~45歳を田中裕子、50~83歳は乙羽信子と、実力派女優を配した。いまだに根強い人気がありBSなどで再放送されている。アジア、中東、中南米を中心に世界各国で放映され、日本の発展とともに歩んだ女性実業家の物語が感動を呼んだ。

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その他の出来事

1875(明治8)年 明治天皇に木村家(現銀座木村家)の「あんぱん」が献上された。創業者と親交のあった山岡鉄舟侍従から「花見の茶菓子として、あんぱんを献じてはどうか」と勧められた。天皇、皇后両陛下の観桜時、八重桜の塩漬けを乗せたあんぱんを献上したところ、両陛下が喜ばれ「引き続き納めるように」とのお褒めの言葉を頂戴した、という。イーストがなかった当時のパンはホップで作られていたが、食感は固く日本人には受けなかった。そこで酒種酵母を使いしっとりとした生地のパンであんを包んだ「酒種あんぱん」を作り評判となった。

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日本独自のパン文化が花開いた訳

1973(昭和48)年 最高裁が尊属殺の重罰規定を違憲と判決した。同裁が法律を違憲と判断した初の判例。近親相姦関係を強要していた実父を娘が殺害し、刑法199条の殺人罪と200条の尊属殺で起訴された事件。殺人罪ならば死刑または無期もしくは3年以上(当時)の懲役。尊属殺は死刑または無期懲役で、執行猶予がない実刑判決を免れず、憲法が規定する「法の下の平等」に違反すると判断した。心神耗弱を理由に懲役2年6月に減軽し、執行猶予3年の判決をくだした。これ以降司法当局は、尊属殺であっても199条を適用し200条は死文化。その後の刑法改正で同条は削除された。

1978(昭和53)年 女性アイドルトリオ「キャンディーズ」が解散コンサートを開催。後楽園球場に5万5千人を動員し、4時間にわたり熱唱した。メンバーは伊藤蘭(ラン)、藤村美樹(ミキ)、田中好子(スー)。3人は72年4月、NHKの歌番組のマスコットガールに起用され。翌73年歌手デビューし、『年下の男の子』『春一番』『暑中お見舞い申し上げます』などのヒット曲を放った。解散発表の記者会見で出た「普通の女の子に戻りたい」のひと言が流行語となった。

2001(平成13)年 アメリカンリーグ・レッドソックスの野茂英雄投手がオリオールズ戦で2度目の無安打無得点試合を達成。野茂は、ナショナル・リーグ・ドジャース時代の1996(平成8)年、対ロッキーズ戦でもノーヒット・ノーランを記録しており、米大リーグ(MLB)2度目の快挙。両リーグでの無安打無得点はMLB史上4人目。

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