今日は何の日:On This Day in Japan

今日は何の日:8月8日

札幌医大の和田教授、日本初の心臓移植

1968(昭和43)年 札幌医科大の和田寿郎教授(1922~2011)が日本初の心臓移植手術を行った。心臓を提供したドナーは、海で溺れた当時21歳の男子大学生。移植手術を受けたのは心臓弁膜症を患う当時18歳の男性。手術から83日後に男性は死亡した。大学生の脳死判定、男性の手術の緊急性などをめぐり疑惑が浮上。和田教授は告発されたが不起訴となった。

その他の出来事

20世紀最大の土砂災害「稗田山崩れ」

1911(明治44)年 長野県小谷村の稗田山が大崩壊。「稗田山崩れ」と呼ばれ、日本三大大崩れの一つに数えられる。20世紀の日本では最大の土砂災害。現在の小谷村にある姫川左支川・浦川の上流部の稗田山で大規模な山体崩壊が発生し、浦川沿いに流下した土砂は、浦川の石坂地区の川沿いの下通り3戸17人、姫川合流点の長瀬地区の1戸5人、富山から材木運搬の仕事をしに来ていた1人の計23人が押し寄せた土石流にのみこまれ死亡した。

アムステルダム五輪で鶴田200平金、ロスで連覇

1928(昭和3)年 アムステルダム五輪の競泳男子200メートル平泳ぎ決勝で鶴田義行(1903~1986)が金メダルを獲得した。当時、世界記録保持者だったドイツのエーリッヒ・ラーデマッハーを抑え2分48秒8を記録し優勝。日本水泳界では初の金メダリストとなった。明治大専門部法科の学生だった29(同4)年、200メートル平で2分45秒0の世界記録を樹立。32(同7)年のロサンゼルス五輪でも同種目で2分45秒4とさらにタイムを縮め、連覇した。

長崎の平和祈念像が完成

1955(昭和30)年 原爆の爆心地に近い長崎市の平和公園に「平和祈念像」が完成し、除幕式が行われた。たくましい男性が右手を上げ原爆を示し、水平に伸ばした左手で平和を願う。被爆者の冥福を祈り、惨禍が繰り返されることを防ぐ市民の決意を示す。長崎県出身の彫刻家、北村西望氏が制作。原爆十年忌の前日に披露された。

金大中事件が発生

1973(昭和48)年 韓国の野党指導者・金大中氏が白昼、都内のホテルで拉致された(金大中事件)。5日後にソウルの自宅近くで解放された。韓国公権力による日本の主権を侵害する事件だった。75(同50)年、日韓外相会談で韓国側から提出された口上書により、容疑者金東雲一等書記官の解任という形で政治決着。2007(平成19)年、韓国政府は同国の情報機関が事件に関与していたことを正式に明らかにした。金大中氏は1998(平成10)年、大統領に就任した。

天皇「譲位」のお気持ち、ビデオで発信

2016(平成28)年 明仁天皇(当時82、現上皇)が、生前退位(譲位)について、国民に訴えるビデオメッセージの形で、テレビなどのメディアを通じて伝えられた。宮内庁は「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」として、サイトに掲載した。天皇は「社会の高齢化が進むなか、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか、個人として考えてきたこと」と前置きして発言。天皇が務めを果たせなくなった場合に摂政を置いても、最期まで天皇であり続けることで社会が停滞し、国民生活にも影響を与えると指摘。恒久的制度としての譲位を検討してほしいとの意向を示唆した。

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