クラウドでの記事確認に、本人が現れる
特集記事が公開される前、オードリーさん本人に内容確認を行った時のこと。
筆者はクラウド上で同時編集できる「Googleドキュメント」を使用してファイルを提出した。
すると、ドキュメント上にオードリーさんが降臨したのだ。
同じドキュメント上にオードリーさんがいる。そして降臨するやいなや、すさまじい速さで原稿を確認し、コメントを残していく動きが手に取るように分かった。
オードリーさんがコメントで残してくれた訂正箇所について、何度かドキュメント上でやりとりをすると、彼女はきっちり「解決」ボタンを押し、颯爽とドキュメントを去っていった。
小さなところまで真摯に仕事をされる姿勢に、完全に敬服してしまった。
IQではなくEQで人を見る台湾
オードリーさんが日本で紹介される際、常に取り沙汰されるのが「IQ180」というフレーズだ。だがここ台湾では「天才」という表現はされても、IQを取り上げることはあまりない。
過去にオードリーさん自身「大人になってからIQ(知能指数)を語ることはあまり意味をなさない」と語っていることが影響していると思われるが、筆者が台湾で感じる「台湾人は人物を見るときにEQ(Emotional Quality:心や感情の知能指数)を重視する」といった点も、少なからず影響していると考えられる。
どんなに頭が良くても、相手を尊重した言動が取れない人間は「EQが低い」とみなされ、台湾でここまで支持されることはないだろう。
筆者も今回紹介したようなエピソードの節々に、彼女のEQの高さを感じた。
