-
小さん師匠のコレクションだった伊藤晴雨の幽霊画
-
江戸東京博物館内に復元されている19世紀の芝居小屋「中村座」の前で鈴木敏夫プロデューサー(左端)、藤森照信館長、全生庵の平井正修住職の鼎談(ていだん)が行われた。中村座では寄席が開催されることもある
-
『伊藤晴雨幽霊画集』
-
「位牌(いはい)を持つ幽霊」。逆さまの姿勢で飛び出してきた男の幽霊。かすれ、ぼやけを効果的に用いた曲線によって、素早い動きが表現されている
-
「累(かさね)の盆灯籠」。揺れる盆灯籠に浮かんでいるのは、殺されて怨霊(おんりょう)となった累という女性の顔。片方のまぶたがはれて目をふさいでいる
-
「盂蘭盆会(うらぼんえ)の亡者(もうじゃ)」。盂蘭盆会は旧暦7月15日(2016年は8月17日)を中心に行われる仏事。ナスやキュウリで作った牛馬を供える。正月や盆は地獄の鬼でさえも罪人を裁く仕事を休むと考えられた
-
「皿屋敷のお菊」。10枚一そろいの家宝の皿を割ったことがもとで下女・お菊が命を落とし、その幽霊が夜な夜な井戸から現れては、皿を数える。足元が消える描き方は幽霊画の典型
-
「猫の怪談」。古来より猫が死者をよみがえらせるという俗信があり、落語「猫怪談」では、与太郎が義父の亡きがらを運ぶ際に起きる怪異として描かれる