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上川農業試験場。前身となる忠別農作試験所の設立は1886年。以来125年にわたって寒さに強いコメの開発に取り組み、77もの品種を世に送り出してきた。
北海道米の躍進は温暖化の影響ではないか?との問いに「過去20年ほどの統計では稲作時期の気温に大きな変化は見られません」と佐藤さん。味の向上は開発者、栽培農家、流通が一丸となって取り組んだ結果だ。
11月、辺りは一面の雪。上川農試の温室では季節外れの田植えが行われた。父・母が異なる新たな交配種が81種。4000株の苗が丁寧に植え付けられていく。
秋に刈り取った稲わらを一点ずつ脱穀する。それぞれ交配種が違うため、細心の注意を払う。
コメの白さ、粒の長さ・幅、粘りの決め手となるアミロース含有率などを細かく調べる。
コメの白さ、つや、香りを評価して、いよいよ試食。微妙な味の違いを丹念に感じ取っていく。時にはおかわりすることも。
「『ゆめぴりか』の売りは、何よりそのおいしさ。味の濃いおかずと合わせても、決してお米の味が負けていないはずです」
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