Japan Timeline

2017年12月 日本の出来事

天皇陛下の退位日決定、NHK受信料制度「合憲」の最高裁判断、上野のジャイアントパンダ「シャンシャン」の一般公開など、2017年12月の日本の出来事を振り返る。

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皇室会議が開かれ、天皇陛下が2019年4月30日に退位し、皇太子さまが同年5月1日に新天皇に即位される日程が決まった。改元は新天皇即位に合わせて5月1日に行われる。

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将棋の羽生善治棋聖(47)が15年ぶりに竜王位を奪取した。これにより永世竜王の資格(通算7期)を獲得。今年設立された新タイトル「叡王」を除く7大タイトル全ての永世称号を持つ史上初の永世7冠を達成した。

竜王位を奪取し、史上初の「永世7冠」となった羽生善治棋聖=5日、鹿児島県指宿市(時事)

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テレビを持つ人にNHKの受信契約締結を義務付ける放送法の規定が憲法に反するかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷は、「国民の知る権利を充足する」として規定を合憲とする初判断を示した。「テレビ設置時にさかのぼって受信料の支払い義務が生じる」とも判断した。

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7

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は、大会マスコットの最終候補3作品を公表した。18年2月22日まで全国の小学生が学級単位で投票し、最多得票を得た採用作品が2月28日に発表される。

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プロ野球日本ハムからポスティングシステムを使って米大リーグ移籍を目指していた大谷翔平投手(23)が、エンゼルスと契約することを決めた。

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北海道松前町沖の松前小島にある漁協施設から家電製品などがなくなった事件で、道警外事課は、同島に一時避難した北朝鮮の木造船の乗組員10 人のうち3人を窃盗容疑で逮捕した。

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10年後の開業を目指すリニア中央新幹線の関連工事を巡り、入札で不正が行われた疑いが強まったとして、東京地検特捜部が偽計業務妨害容疑で、大手ゼネコン「大林組」の本社など関係先を家宅捜索したことが分かった。

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JR西日本は、東海道・山陽新幹線を走るN700系車両の車体を支える台車に亀裂が入っていたと発表した。運輸安全委員会は事故につながる恐れがあったとして重大インシデントに認定。同委によると、新幹線の重大インシデントは初めて。

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日本漢字能力検定協会は、2017年の世相を表す漢字に「北」を選んだ発表した。選定理由として、北朝鮮の弾道ミサイルが北海道上空を通過したことや、九州北部の記録的豪雨などを挙げた。

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沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場に隣接する市立普天間第二小学校のグラウンドに、約90センチ四方の航空機の部品が落下した。県などによると、米海兵隊CH53E大型輸送ヘリの窓枠で、児童1人が落下時の風圧で軽傷を負った。

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四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町、定期検査中)の運転差し止めを広島市の住民らが求めた仮処分申請の即時抗告審で、広島高裁は運転差し止めを命じる決定を出した。

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楽天は、携帯電話向けに新たに割り当てられる電波の取得を2018年1月にも総務省に申請すると発表した。認可されれば19年中にサービスを始め、1500万件以上の契約獲得を目指す。最大6000億円を投じ、自前で基地局など通信設備を整備する。

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横浜市鶴見区でJR京浜東北線の架線が切れ、一部区間で最大約6時間40分、運転がストップした。乗客計約2400人が線路上を歩いて最寄りの川崎駅などに避難。東海道線なども一部運転を見合わせた。92本が運休し、計約22万人に影響が出た。

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上野動物園で6月に誕生した雌のジャイアントパンダ、シャンシャンの一般公開が始まった。

一般公開が始まったジャイアントパンダの赤ちゃん、シャンシャン(左、香香)と母親のシンシン(真真)=2017年12月19日、東京都台東区の上野動物園[代表撮影](時事)

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東京都の築地市場の移転を巡り、都と業界団体でつくる新市場建設協議会は豊洲市場の開場を2018年10月11日と決めた。

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政府は2018年度 予算案を閣議決定した。一般会計総額は97兆7128億円で、6年連続で過去最大を更新した。高齢化を背景に医療・年金など社会保障費は歳出全体の3分の1超に膨張した。

関西電力は福井県にある大飯原発1、2号機の廃炉を決めた。廃炉に向けた具体的な計画を2018年中に国に申請する。

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競馬の有馬記念が行われ、武豊騎乗でこのレースを最後に引退する単勝1番人気のキタサンブラックが優勝。中央競馬で最多タイのGIレース7勝目を挙げた。

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中国・北京を訪問していた自民党の二階俊博、公明党の井上義久両幹事長が習近平国家主席と人民大会堂で面会し、日中平和友好条約締結40周年となる2018年の習氏の日本訪問を要請した。

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