ニッポンの城

【日本100名城®】長野県・松代城

歴史

松代城は戦国時代を代表する武将、武田信玄が、上杉謙信と信濃(現在の長野県)の覇権を競った川中島合戦の拠点とするために築いた城。17世紀以降は隣接する上田から領地替えとなった真田家が代々城主を務めた。

長野県・松代城

  • 築城年:1560年ごろ、1622年
  • 初代城主:武田信玄(たけだ・しんげん)、真田信之(さなだ・のぶゆき)
  • 主な見どころ:太鼓門、北不明門(きたあかずもん)=復元=など
  • 料金:無料
  • 所在地:長野市松代町松代18-2
  • 公式HPなど:真田宝物館

川中島合戦の武田信玄の拠点

松代城は、武田信玄が信濃を攻略するために配下の軍師、山本勘助(かんすけ)に命じて築かせたといわれ、当時は海津城と呼ばれていた。千曲川を外堀とする天然の要塞で、対岸には信玄が上杉謙信と戦った川中島古戦場跡がある。正確な築城年は不明だが、1560年の文献に記録があるため、その頃の築城だと推測されている。

信玄の死後、さまざまな武将がこの城に入ったが、17世紀の徳川幕府成立後、真田信之が松代藩初代藩主として城に入り、本丸に御殿を建てるなどの改築を行った。その後、幕府が滅亡するまで真田家の居城となった。真田家は1600年の関ケ原合戦の際、兄の信之が東軍、弟の幸村が西軍に分かれて戦った。幸村は大坂冬の陣・夏の陣でも活躍して、小説やドラマの主人公にも取り上げられて有名になった。一方の信之は、知名度は高くはないが、徳川幕府に尽くして真田家の家名を守ったといえる。明治維新以降、城の建物は取り壊されていたが、2000年代に入って、城門、内堀、石垣などの復元が行われた。

長野県の城

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バナー写真:松代城(PIXTA)

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