新型コロナウイルス感染症流行・2020年12月の主な動き

医療・健康 社会 暮らし

新型コロナウイルス感染症の流行に関連して、国内の感染者数や政治の対応などについてまとめた。(2020年12月分)

最新の主な動きについてはこちら

全国で4520人確認 : 東京、神奈川、埼玉、千葉で過去最多(12月31日)

全国で31日に確認された新規感染者は4520人に上った。26日の3873人を大幅に上回り過去最多を更新した。東京は1337人と初めて1000人を超え、都内累計は6万人を突破。東京都の12月の新規感染確認は1万9245人となり、9850人だった11月から倍近い人数となった。神奈川、埼玉、千葉も軒並み過去最多を更新。全国の重症者も前日より13人増えて681人と最多を更新。正月休み期間中の医療提供体制のひっ迫が懸念される。

東京で過去2番目に多い944人の感染確認(12月30日)

全国で30日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3852人だった。重症者は前日より7人減少したものの、668人と依然、高水準だ。東京は過去2番目に多い944人で、直近1週間の1日当たり平均感染者数は815.7人と初めて800人を超えた。

小池都知事、「かつてない大きさの第3波」(12月30日)

小池百合子東京都知事は30日の臨時会見で、かつてない大きさの第3波が襲いかかってきている。いつ感染爆発が起きても、誰が感染してもおかしくない」と危機感を表明。年末年始はステイホームを徹底し、忘年会や新年会、会食などを控えるよう訴えた。

南ア変異種、国内初確認(12月28日)

厚生労働省は、空港検疫で新型コロナ感染が判明した南アフリカ滞在歴のある30代女性から、南アフリカで流行している変異種が確認されたと発表した。南ア変異種への感染確認は国内初。

羽田雄一郎参院幹事長死去(12月27日)

立憲民主党の羽田雄一郎参院幹事長が急逝。24日から発熱の症状があり、27日PCR検査を受けるために都内の病院に向かう途中で意識を失い、緊急搬送先の病院で死亡が確認された。その後、コロナ感染が判明した。羽田氏には糖尿病、高脂血症などの基礎疾患があったという。

日曜日としては過去最多の2948人の感染確認(12月27日)

全国で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2948人で、平日と比べて少ない日曜日としては過去最多を更新。重症者は前日より5人増えて659人となった。東京は708人で、12月だけで都内の感染者は1万5627人となった。この他、神奈川343人、埼玉211人、大阪233人など大都市圏中心に感染が拡大している。

大江戸線の運行を7割に削減 : 運転士ら15人感染で(12月27日)

都営大江戸線は27日から通常の7割程度で運行する。運転士15人が新型コロナウイルスに感染、さらに、濃厚接触者として自宅待機やPCR検査待ちの職員おり、人員の不足で通常ダイヤでの運行が困難となった。

全世界から新規入国拒否 : 変異種の流入阻止のため(12月26日)

政府は28日から21年1月末まで全ての国・地域からの外国人の新規入国を拒否すると発表した。英国で感染力の強い新型コロナウイルスの変異種が流行、25、26日に変異種の感染者が見つかったことから、水際対策を強化する。

4日連続最多更新、3880人の感染確認 : 東京は949人(12月26日)

全国で26日、新たに感染が確認された新型コロナウイルス感染者は3880人で、4日連続で過去最多を更新した。東京は949人、神奈川480人、埼玉265人など首都圏で猛威をふるっているほか、全国的に感染が拡大している。重症者は前日より10人増えて654人となり、過去最多。

変異種を空港検疫以外で初確認(12月26日)

厚生労働省は、英国に滞在歴のある新型コロナウイルス感染症の患者とその家族のから、英国で報告された変異した新型コロナウイルス(変異株)が検出されたと発表した。英国に滞在していたのは航空機の機長で、空港検疫の対象外だった。

全国の感染者3日連続で過去最多を更新(12月25日)

全国で25日に新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3832人で、3日連続で過去最多を更新した。東京は884人で、過去最多だった24日の888人に次ぐ水準。直近1週間の1日当たり平均感染者数は681人となった。

過去最多の3742人の感染確認(12月24日)

全国で24日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3742人となり、前日に続き2日連続で過去最多を更新した。重症者数も644人で過去最多。東京888人、神奈川495人、埼玉251人、千葉234人と首都圏で軒並み過去最多を記録しており、年末に向けて医療体制のひっ迫が懸念される。

過去最多3265人の感染確認(12月23日)

全国で23日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3265人で、11日の3211人を上回り、過去最多となった。全国の重症者は前日より1人減ったものの、619人と高水準。東京では過去2番目の748人が確認された。

全国で2688人の感染確認、重症者最多の620人(12月22日)

全国で22日に感染が新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2688人だった。重症者は前日より17人増えて620人となり、過去最多を更新した。東京や大阪など大都市圏での感染拡大が続いていることに加え、地方の高齢者施設などでクラスターが発生する事例が増え、医療体制のひっ迫が懸念されている。東京の新規感染確認は563人で、直近1週間の1日当たり平均感染者数は630人超と過去最多を更新した。

クルーズ船含めて国内の感染者20万人を突破(12月21日)

国内では21日、新たに1808人の新型コロナウイルス感染者が確認された。週末は医療機関の休診で検体数が少ないことが影響し、毎週月曜日は新規感染報告は少な目に出る傾向がある。このため7日ぶりに2000人を割り込んだ。国内累計感染者数はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者を含め20万人を超えた。厚生労働省の集計で重症者は前日より10人増えて603人となった。東京では新たに392人が確認され、都内累計は5万1838人となった。

東京の12月の感染者が1万人突破 : 全国で6日連続2000人超(12月20日)

全国で20日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2496人で6日連続で2000人超なった。東京は556人で、比較的、新規感染確認が少ない日曜日としては過去最多。東京では12月に入ってからの感染者が10507人となり、月別で初めて1万人を超えた。高齢者福祉施設などでクラスターが発生した岡山県は111人で過去最多となった。

5日連続で2000人超の感染確認(12月19日)

全国で19日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2982人で、5日連続で2000人超となった。東京は736人で、1日当たりの感染者数として過去2番目の多さ。都内累計は5万890人となった。埼玉県、岡山県で過去最多となったほか、神奈川県も過去最多タイで、依然として感染の拡大が続いている。

東京で過去最多の822人の感染確認(12月17日)

全国で17日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3214人で過去最多を更新した。東京都は822人、これまでで最多だった16日の678人を144人も上回った。都内累計は4万9490人となった。神奈川、広島、宮城でも1日当たりの感染者としては最多を更新した。

東京で過去最多の678人 : 神奈川、愛知、京都なども過去最多(12月16日)

全国で16日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2993人で、3000人超となった12日に次ぐ過去2番目の水準。厚生労働省の集計で、全国の重症者は前日より26人増えて618人となり、過去最多を更新した。政府が新型コロナウイルス感染拡大防止に集中的に取り組むよう求めた “勝負の3週間” は最終日を迎えたが、感染者増に歯止めがかかることはなく、むしろ重症者や死亡者は増加基調にある。東京は過去最多の678人で、都内累計は4万8668人となった。福島、群馬、神奈川、愛知、京都も1日当たりの感染者が過去最多となった。

1日当たりの死亡者過去最多の53人(12月15日)

国内では15日、新型コロナウイルスに感染した死者が新たに53人確認され、1日当たりの最多を更新した。新たに確認された死亡者は北海道11人、大阪10人、東京9人、兵庫県5人など。重症者も前日から4人増え、過去最多の592人となり、医療体制のひっ迫が懸念される。この日、大阪では重篤期を脱した重症者を受け入れ、府内全体の重症病床の稼働率を高める役割を担う「大阪コロナ重症センター」が稼働した。

重症者、最多588人 : 菅首相、GoToトラベルの一時停止表明(12月14日)

全国で14日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者1678人だった。週末は医療機関の休診で検体数が少なく、月曜日の新規感染確認は少な目に出る傾向がある。重症者は前日より5人増えて588人と過去最多を更新。東京の新規感染者は305人で、直近1週間の1日当たり平均感染者数は503.86人となった。感染拡大に歯止めがかからないことを受け、菅義偉首相は、観光支援事業「GoToトラベル」を28日から来年1月11日まで全国一斉に一時停止すると表明した。

重症者は過去最多の583人に(12月13日)

国内で13日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2389人だった。厚生労働省によると、重症者は前日より5人増え、過去最多の583人になった。東京都の新規感染者は480人で、日曜日としては最多。

1日当たりの感染者が初の3000人突破(12月12日)

全国で12日に新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3041人だった。3000人を超えたのは初めて。厚生労働省によると、重症者は前日より24人増えて578人となり、過去最多。東京では過去最多の621人が確認され、都内累計は4万6745人となったほか、は埼玉(199人)、岐阜(55人)、岩手(43人)、長野(32人)、山形(22人)、高知(27人)の6県でも過去最多を記録し、第3波は勢いを増している。

世界の感染者7000万人を突破(12月12日)

米ジョンズ・ホプキンス大の集計で日本時間12日、世界全体の累計感染者数は7000万人を突破した。死亡者数は159.5万人となっている。米国はこのところ1日当たり20万人ペースで感染が拡大しており、12日午後5時時点の感染者は1585万人で世界全体の22%強となっている。

軽症の宿泊療養施設の患者が死亡―神奈川県(12月11日)

神奈川県は県内の軽症・無症状者向けの宿泊施設で療養していた50代の患者が11日に死亡したと発表した。定時の健康観察報告がなく、看護師が個人の携帯電話に連絡をしても応答がなかった。

4日連続で2000人超の感染確認(12月11日)

国内では11日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2798人で、4日連続して2000人超となっている。岩手、宮城、福島、神奈川、広島、大分のけ6県で過去最多の感染者数を記録。全国の重症者は前日より11人増えて554人となった。東京も前日の602人に続く過去2番目に多い595人だった。重症者も8人増えて67人に。都内累計は4万6124人。

コロナ対策予備費3865億円の支出を閣議決定(12月11日)

政府は新型コロナウイルス対策の予備費3865億円の支出を閣議決定した。内訳は「Go Toトラベル」キャンペーンの予算不足を補う3119億円、低所得のひとり親世帯への臨時特別給付金の再支給に737億円。予備費の残額は約6兆9000億円となる。

過去最多2974人の感染確認 : 東京で初の600人超(12月10日)

全国で2974人の新規感染が確認され、過去最多だった9日の2809人を上回った。死亡者は大阪で9人、北海道で5人が確認されるなど全国で26人。東京の新規感染は602人で、初めて600人を超えた。

「Go To事業」一時中止を主張–政府分科会・尾身会長 (12月9日)

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、衆院厚生労働委員会の閉会中審査で、感染が急増する地域では需要喚起区策である「Go To事業」を一時的に止すべきだとの考えを示した。一方、加藤勝信官房長官は会見で「現時点においてステージ3に該当すると判断された都道府県はない」と述べ、事業を継続する方針を強調した。

過去最多の2800人超に(12月9日)

国内で9日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2809人で、11月28日の2684人を上回り過去最多となった。東京は1日当たりでは2番目に多い572人、大阪427人、愛知、神奈川各245人など大都市圏で猛威を振るっている。鹿児島40人、広島75人、京都75人などこれまで比較的感染者が少なかった地域でも感染確認が増加傾向にあり、第3波は全国に広がっている。重症者は前日より19人増えて過去最多の555人となり、医療供給体制のひっ迫が懸念されている。

全国の死亡者過去最多の47人(12月8日)

国内では8日、新た2170人の新型コロナウイルス感染者が確認された。重症者は前日より6人増えて過去最多の536人。また、北海道と大阪で各9人、東京で6人、愛知で4人など全国で47人の死亡が確認され、1日当たりで過去最多を更新した。

事業規模73.6兆円の追加経済対策決定(12月8日)

政府は、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するための追加経済対策を決定した。事業規模は73.6兆円で、このうち国・地方の歳出は32.3兆円とする。各自治体からの営業時間短縮要請に応じた飲食店に支払う協力金の財源となる「地方創生臨時交付金」を拡充。医療機関向けの「緊急包括支援交付金」の増額も盛り込んだ。

重症者最多530人、北海道と大阪に自衛隊看護師派遣へ(12月7日)

全国で7日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1517人だった。週末は医療機関の休診で検体数が少ないため、毎週月曜日の新規感染確認は少な目に出る傾向があり、1週間ぶりに2000人を割り込んだ。ただ、重症者は前日より11人増えて530人となり、医療供給体制のひっ迫が懸念されている。政府は看護師が不足する自治体側の要請に対応する形で、近く、北海道と大阪に自衛隊の看護師を派遣する。

6日連続で2000人超の新規感染確認(12月6日)

全国で6日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2024人だった。2000人を超えるのは6日連続。厚生労働省のまとめによると、全国の重症者は前日より1人言の519人と高水準。東京の新規感染は327人で、都内累計は4万3704人となった。

5日連続の2000人超、重症者520人(12月5日)

全国で5日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2508人で5日連続の2000人超え。東京は584人で1日の感染者数としては過去最多を記録した。都内累計は4万3377人となった。また、厚生労働省が集計した全国の重症者は前日より15人増えて520人となり、過去最多を更新した。

全国で2438人の感染確認(12月4日)

全国で4日に新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2438人と4日連続で2000人を上回った。厚生労働省のまとめでは、重症者は前日より8人増えて505人となり過去最多を更新。東京では新たに449人の新型コロナウイルス感染者を確認、都内累計は4万2793人となった。大阪394人、愛知215人など大都市圏を中心に感染が拡大しており、医療提供体制のひっ迫が懸念される。北海道13人、東京8人、大阪5人、神奈川と愛知で各4人など1日としては過去最多の44人の死亡が確認された。

大都市圏で医療提供体制ひっ迫 : 大阪は「赤信号」点灯(12月3日)

全国で3日確認された新型コロナウイルス感染者は2518人で3日連続で2000人超となった。全国の重症者は前日から9人増えて497人と過去最多を記録した。東京や大阪など感染拡大が続く大都市圏では医療提供体制がひっ迫しつつある。大阪府は新型コロナウイルス対策本部会議を開き、吉村洋文知事が府の独自基準「大阪モデル」で非常事態を呼び掛ける「赤信号」を点灯させると表明。府民に対して、15日間までの間、できる限り不要不急の外出を自粛するよう求めた。

全国で2434人の感染確認(12月2日)

全国で2日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2434人で2日連続で2000人を上回った。東京500人、大阪427人、神奈川と愛知も200人台となるなど大都市圏で感染が拡大している。

全国で2030人の新規感染(12月1日)

全国で1日に新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2030人だった。重症者は前日より21人増えて493人と過去最多となり、医療現場での負担増が懸念される。全国の死亡者は41人で1日当たりの最多となった。このうち14人が北海道だった。東京の新規感染は372人で、都内累計は4万1311人となった。小池百合子東京都知事は、同日夕、菅義偉首相と会談し、Go To トラベルについて「65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人に対して一定期間、自粛を呼び掛けたい」との意向を伝え、菅首相も理解を示した。

2020年3月以前の主な動きについてはこちら><2020年4月の主な動きについてはこちら><2020年5月の主な動きについてはこちら><2020年6月の主な動きについてはこちら><2020年7月の主な動きについてはこちら><2020年8~9月の主な動きはこちら><2020年10~11月の主な動きはこちら

バナー写真 : 国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真。コロナウイルス特有の冠状

厚生労働省 パンデミック コロナウイルス 新型コロナウイルス 緊急事態宣言 コロナ禍 コロナ