知ればもっとおいしくなる にっぽん食べ物図鑑

「茶色いはおいしい」の法則:醤油(しょうゆ)のお料理コレクション

文化 暮らし

当たり前すぎて絞り切れないほど無数にある、しょうゆで味付けする料理。海外で人気の高い、すし、照り焼き、焼き鳥、すき焼き、天ぷら、ラーメン……。どれもしょうゆなしでは成立しない。

つける / かける

そのままでは味が濃くしょっぱいので、普通は小皿に取ってから、すしや刺し身、焼きのりなどを少し浸す。あるいは卓上用のしょうゆ差しで、納豆や冷ややっこ、大根おろし、卵かけご飯などに少量を垂らす。

すし(フォトAC)と冷ややっこ(PIXTA)
すし(フォトAC)と冷ややっこ(PIXTA)

照り焼き

しょうゆをベースに、みりんや砂糖を加えたたれを絡めながら焼く調理法。糖が入ることで照りととろみがつく。肉なら鶏、魚ならブリが定番。

ブリの照り焼き(フォトAC)
ブリの照り焼き(フォトAC)

焼き鳥

近年、海外でも認知度が高まってきた焼き鳥は、不動の人気を誇る居酒屋メニュー。串に刺した鶏肉をしょうゆベースのたれにつけて炭火で焼くと、なんとも香ばしい匂いに酒が進む。

(フォトAC)
(フォトAC)

すき焼きの割り下

甘辛く濃い目の味付けが魅力の鍋料理、すき焼き。割り下にはしょうゆが欠かせない。一般的な鍋物のつゆにも、しょうゆを使うことが多い。

(PIXTA)
(PIXTA)

天つゆ

天ぷらは抹茶塩などを振ることもあるが、多くの場合、だしにしょうゆとみりんを加えて作った天つゆに浸して食べる。

(フォトAC)
(フォトAC)

ラーメン

今や日本の食べ物として世界で認知されるようになったラーメン。スープのバリエーションはしょうゆ、塩、みそ、とんこつ……。あなたはどのラーメンがお好み?

(フォトAC)
(フォトAC)

そば・うどんのめんつゆ

そば・うどんは冷たい「もり」、温かい「かけ」、いずれにしても、つゆがないと始まらない。一般家庭では市販のめんつゆを使う場合が多いが、そば・うどんの専門店では、だし汁にしょうゆとみりんと砂糖を加えて煮詰めた「かえし」を使ってつゆを作る。

もりそば(フォトAC)
もりそば(フォトAC)

煮物

和風の茶色い煮物はたいてい、しょうゆと日本酒、みりんが入る。逆にいえば、とりあえずこれだけ入れておけば、何でもおいしくなる!

イカと里芋の煮物(フォトAC)と、しいたけ昆布のつくだ煮(PIXTA)
イカと里芋の煮物(フォトAC)と、しいたけ昆布のつくだ煮(PIXTA)

炊き込みご飯

茶色い炊き込みご飯を「味ご飯」ともいうが、それは他ならぬしょうゆの味。釜の底で焦げたカリカリの「おこげ」は、奪い合いになるほど人気。

(PIXTA)
(PIXTA)

汁物

根菜と豆腐などで作るけんちん汁や吸い物はベースとなるだし汁に、しょうゆで風味をプラス。

けんちん汁(フォトAC)
けんちん汁(フォトAC)

煎餅(せんべい)・あられ

しょうゆ味の煎餅やあられ、おかきなどの米菓は、枚挙にいとまがない。香ばしく焼けたしょうゆの風味はお茶うけに最適で、つい手が伸びる。

銚子の名物「ぬれ煎餅」(写真提供:千葉県観光物産協会)
銚子の名物「ぬれ煎餅」(写真提供:千葉県観光物産協会)

磯辺餅 / みたらし団子

餅にしょうゆをつけて焼き、のりを巻いた磯辺餅は、餅の食べ方として最もポピュラー。串だんごにとろみのついたたれを絡めた甘じょっぱい「みたらし」は和スイーツの定番。串を持つ手がベタベタになっても食べたい!

磯辺餅(PIXTA)とみたらし団子(フォトAC)
磯辺餅(PIXTA)とみたらし団子(フォトAC)

調査・構成:イー・クラフト

バナー写真:鶏の照り焼き(PIXTA)

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