今日は何の日:On This Day in Japan

今日は何の日:3月22日

東京でラジオ放送始まる

1925(大正14年) 社団法人東京放送局(NHKの前身)が日本で初めてラジオ放送を開始した。東京・芝浦の旧逓信省電気試験所にアンテナを設置し、隣の東京高等工芸学校(千葉大工学部の前身)の図書館を改造して、放送機器を持ち込んでスタジオとした。仮送信所だったので「仮放送」と呼んだ。「JOAK、JOAK。こちらは東京放送局であります」とのアナウンサーの第一声で始まった。「JOAK」は東京放送局からの送信であることを示す「コールサイン(呼び出し符号)」。NHKは43(昭和18)年、この日を放送記念日に制定した。現在NHK放送博物館がある愛宕山の放送局から7月12日、本放送を始めた。

その他の出来事

1896(明治29)年 日本銀行が足かけ7年の歳月をかけて建設していた本店本館が完成し、この日落成式を行った。設計者は当時の建築学界の第一人者辰野金吾で、後の東京駅の設計者としても有名だ。辰野は設計に先立って欧米の中央銀行を視察した。特に日銀が制度面で参考にしたベルギー中央銀行を詳細に研究し、モデルにしたといわれる。本館は、ネオバロック様式の石造建築だった。極めて頑強に建てられ、1923(大正12)年の関東大震災でも建物本体は損傷を受けなかった。1974(昭和49)年に重要文化財に指定された。

1897(明治30)年 初の日本人の経営・編集による日刊英字紙「ジャパンタイムズ」が創刊。日本および日本人について、特に日本が法治国家であり文明国であることを外国人に理解を深めてもらう。そのうえで治外法権(領事裁判制度)撤廃や関税自主権の回復に向けて、国際語である英語により情報発信することを狙いに発刊。福沢諭吉、伊藤博文の後援、三井、三菱の両財閥や日本銀行などの出資を得て、設立された。印刷器械3台は、福沢が創刊した「時事新報」のものを譲渡した。自著の『福翁自伝』『福翁百話』『福沢全集』などの印刷もジャパンタイムズに委託するなど、さまざまな支援を惜しまなかった。

1993(平成5)年 国連が制定した「世界水の日」。92年6月にブラジルで開催された地球サミット(環境と開発に関する国連会議)で、21世紀へ向けての行動計画(「アジェンダ21」)が採択され、この中で世界水の日を制定するよう勧告された。国連は同年12月の総会本会議で、毎年3月22日を世界水の日とすることを決議。水資源の開発・保全に向け普及啓発を行う日とされている。日本はすでに8月1日を「水の日」と決めていたので、3月22日は「地球と水を考える日」と制定した。

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2004(平成16)年 「走っても勝てない競走馬」「負け組の星」と人気を集めた高知競馬のハルウララ(牝馬)に中央競馬(JRA)のトップジョッキー武豊騎手が騎乗した。ハルウララは03年夏、地元紙の報道をきっかけに注目され、同年末に100連敗すると全国に知名度が高まった。武騎手騎乗のこの日、高知競馬場にはファンが押しかけ、同競馬史上最高の入場者1万3千人を記録したが、出走11頭中10着とこの日も負け106連敗。この後も走っては負け113戦中0勝で06年に引退。1998年のデビューから8年間のレース生活を終えた。

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