氏子:祭りや町会の魅力を多くの人に伝えたい
氏子(うじこ)とは、神社の祭祀圏を構成する人びとのこと。三社祭を執り行う浅草神社の場合、周囲の44ヵ町が氏子となり、町単位で神輿(みこし)に乗った大切な神様をお迎えする。ご本尊ゆかりの駒形堂に隣接する「浅草むぎとろ」、その三代目の中島孝太さんは、青年部長として雷門東部町会の三社祭を取り仕切った。
「姉が3人いるんですが、みんな浅草っ子らしく小さな頃からお祭り好きで、神輿も担いでいました。僕も嫌いではなかったけど、当時は子供の数も多く、子供神輿でさえ花棒の取り合い、それが苦手だったんです」
その後、全寮制の学校へ進学したことから祭りと距離を取っていた中島さんだが、祭りに再び引き込まれたのは20歳のころ。近所の町会の相談役に連れられ、いつのまにか本社神輿の花棒を担ぐことになった。
「神輿を担ぐ気持ちよさを正直に伝えたら、そのまま神酒所に連れて行かれました。そこでは青年部長の掛け声ひとつで何人もが機敏に動いていた。そのかっこよさに魅了されました」
祭りや町会行事に参加するようになると地元との交流が増え、つながりも太くなっていった。
「祭りは神事ですから、大切に守り続けなければいけない。でも祭りの楽しさや面白さをもっとたくさんの人に広げていきたいんです。まずは雰囲気を楽しむだけでも、半纏(はんてん)を着るだけでもいい。そんなことから祭りや町会の魅力を感じてもらえばいいし、そうなるように街全体で工夫しています。
氏子として、町会として、青年部として1年間努力してきたことに一人ひとりが自信を持ち、それぞれに楽しむことが、結果として仲間を増やし、祭りを盛んにしていくことになると思っています。
浅草むぎとろ
住所/〒111-0034 東京都台東区雷門2-2-4
TEL/03-3842-1066
営業時間/【昼】11:00~16:00【夜】16:00~21:00LO
定休日/無休
英語のメニュー/あり
平均予算/昼3675円~、夜【フロアー席】4200円~、【個室】6300円~
http://www.mugitoro.co.jp/honten/index.html











