断食明けには楽しいパーティー

今日、日本各地には多くのモスクが点在しており、ラマダン月の夜には、各モスクの責任者が礼拝はもちろんのこと、イフタールの会や講和の会などを熱心に開催している。

2014年7月9日に同志社大学で開催されたイフタール会の様子(写真:筆者提供)

そして、断食の終わりを告げる月の出が観測されると、ムスリム達は、あちこちのモスクで断食明け祭のパーティーを開くのである。そこには、ムスリムだけでなく、中東諸国の文化やイスラム文明・文化に関心を持つ非ムスリムも集まり、共に祝う。

このように、ラマダン月は、日本にイスラムが根付いていることを感じられる象徴的な1ヵ月となったのである。

2014年7月9日に同志社大学で開催されたイフタール会の様子。京都在住のムスリムの学生および教授のためばかりでなく、日本人にイスラム文化を紹介する目的で開催された(写真:筆者提供)

(原文アラビア語。タイトル写真=神戸モスク外観)

(*1) ^ イスラム暦とも。太陰暦のため、西暦より1年に11日ほど短い。

(*2) ^ イスラム教徒の宗教上の5つの義務である礼拝、喜捨、断食、巡礼、信仰告白。

(*3) ^ ラマダン月29日の日没後、複数名が月を目視できたと確認された場合、翌日からシャッワール月(10月)が始まる。目視できない場合はラマダン月30日となる。