台北の「公設政見演説会」
今回の台湾行きでは、戴國煇さんの台湾近現代史研究会でご一緒させていただいていた張士陽さん(当時東大大学院人文科学研究科東洋史専攻博士課程)のお世話になった。張さんがちょうど故宮博物院の史料調査で台北におり、お父上所有のマンションに泊まっているというので、そこに転がり込ませていただいたのである。張さんとは東北部の宜蘭の様子を一緒に見に行った。
台北では、今回もまた交流協会台北事務所の下荒地修二総務部長にお世話になった。まずは、ちょうど朝日新聞のシンガポール支局の土井さんという記者が選挙取材に来ていてまとめて面倒を見ていただいた。ブリーフィングを兼ねた夕食の席に同席させていただいた後、政府公設の政見演説会を見に連れて行っていただいた。
下荒地さんによると、台北では投票日が近づくにつれ、公設政見演説会は政府機関がある市の中心部から遠ざかるように開催地点がアレンジされているのだという。その日は郊外の南港小学校の講堂であった
その翌日だったか今度は一人で景美の武功小学校の会場に行ってみた。会場に入るとちょうど「党外」の康寧祥の順番のところだった。
会場の外の道路には、各候補の選挙カーが集まっていて、運動員がビラまきをしていて、けっこうな賑(にぎ)わいであった。



