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木肌を傷つけて、傷口からにじみ出た樹液を採取する
顔料が均等になるように木の棒で練り込んで色漆にしていく
大西勲の漆芸作品。大西は漆だけでなく、漆器の生地(きじ)づくりも手掛ける。漆器産地では分業で生地がつくられるが、大西は全て1人で完成させる。それも100本近い薄板の輪を重ねていく「曲げ輪技法」で成形する。一般的に生地には指物(さしもの=木の板をさし合わせ組み立ててつくる)や挽物(ひきもの=ろくろで挽いてつくる)が使われるが、曲げ輪による大西の作品は木がより活発に呼吸し、何百年も生き続けることができる。
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