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十五代吉左衞門の樂印。樂焼の「樂」の名称は、豊臣秀吉から樂の印を賜ったことによるといわれている。
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長次郎 二彩獅子 重要文化財 1574年 樂美術館蔵 利休は、この獅子のように力強く、激しい表現者たる長次郎を見込んで、あえて「わび茶」の精神を汲む、「静」的な茶碗づくりを任せたと思われる
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長次郎の茶碗のみが一堂に会した、凜(りん)とした空気が流れる展示室
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初代 長次郎 黒樂茶碗 銘 大黒 重要文化財 桃山時代(十六世紀) 個人蔵 最初の展示室の一点目の作品・大黒は、小ぶりながらも、圧倒的な存在感を持ってたたずむ
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長次郎の展示室の後には歴代の作品が続く。長次郎が獅子像を制作したように、歴代も獅子香炉などを残している
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三代 道入 黒樂茶碗 銘 青山(あおやま)重要文化財 17世紀樂美術館蔵
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長次郎の茶碗に潜むアバンギャルドな精神を感じながら、21世紀の現在に、自らの現代的表現方法や創造性を追求し続けている十五代吉左衞門。最終3室には、吉左衞門の作品がずらりと並ぶ
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十五代吉左衞門 焼貫黒樂茶碗 銘 月朧明(つきろうめい)1986年黒樂窯の中で、さらにフイゴを激しく吹いて高温で焼き締める焼貫茶碗。前衛的な作品に、茶の湯界は騒然とした
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十五代吉左衞門 フランスRAKU茶碗 2007年 佐川美術館蔵 フランス小村ルビニャックにある友人陶芸家アンドッシュ・プローデル氏の窯で、西洋RAKUの技法でつくった茶碗。樂家の伝統の束縛から自らを解き放ち、あえて土や釉薬も日本から持参せずに、すべてをフランス製にした珍しい作品
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(写真左より)ボルネオの木製小鳥(作者不詳)。十五代吉左衞門 焼貫茶入 銘 青鸞(せいらん)2009年 樂美術館蔵。吉左衞門の焼貫茶入 銘 竜蛇(ナーガ) 2009年 佐川美術館。ボルネオの木製ヘビ(作者不詳)写真手前の吉左衞門が収集するインドネシア・ネイティブアートの一つであるボルネオの木製小鳥に触発されて制作した茶入は、鳥と対話をしているようにも見える
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十五代吉左衞門 焼貫黒樂茶碗 2015年 自ら「巌石茶碗」と呼ぶ当代の新境地が垣間見える作品。強い赤、藍、緑など原色に近い多彩な色を使い「叫んでいた」茶碗から、モノトーンの「しゃべらない」茶碗へと変化している。