日本の文化を世界へ

足立 正生

1939年生まれ。日本大学芸術学部映画学科在学中に自主制作した『鎖陰』(63)で脚光を浴び、大学中退後、若松孝二の独立プロに参加。性と革命を主題にした前衛的なピンク映画の脚本を量産する。66年、『堕胎』で商業映画監督デビュー。主な監督作に『女学生ゲリラ』、『略称・連続射殺魔』(69)など。71年にカンヌ国際映画祭の帰路、若松と中東に渡り、パレスチナ解放人民戦線(PFLP)の闘争を描いた『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』を共同監督。74年、パレスチナに再渡航し、重信房子と日本赤軍を創設、後に国際指名手配される。97年、レバノンで逮捕され3年間服役。2000年に刑期満了し、日本へ強制送還。復帰後の監督作に、日本赤軍メンバーの岡本公三をモデルにした『幽閉者/テロリスト』(07)、カフカの短編小説を基にした『断食芸人』(15)、安倍晋三元首相銃撃犯の半生を描いた『REVOLUTION+1』(22)。