ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
1959年、トルコ・イスタンブール生まれ。93年、最初の短編『Koza』の撮影を開始。同作品は95年、カンヌ国際映画祭にトルコから選出された初の短編映画となった。長編デビュー作『カサバ — 町』(97)がベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品、カリガリ賞を受賞。2003年に『冬の街』が第56回カンヌ国際映画祭でグランプリ(審査員特別賞)と主演男優賞を受賞。同作は各地の国際映画祭で47 の賞を獲得し、トルコ映画史上最も高い評価を得た作品となった。その後もカンヌでは『うつろいの季節』(06)が国際批評家連盟賞に、『スリー・モンキーズ』(08)が監督賞、『昔々、アナトリアで』(11)が2度目のグランプリに輝く。7本目の長編『雪の轍』(15)で、パルム・ドールと国際批評家連盟賞を受賞した。『読まれなかった小説』(18)は、第51回トルコ映画批評家協会賞で6冠(作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞)に輝いた。