今日は何の日:On This Day in Japan

今日は何の日:5月19日

白井義男が初のボクシング王座

1952(昭和27)年 後楽園球場特設リングでのNBA世界フライ級王座戦で指名挑戦者白井義男(1923 - 2003)がダド・マリノ(米国)に判定勝ち。日本人初のプロボクシング世界王者となり、戦後の日本人に夢と勇気を与えた。ボクサーを目指して銀座のジムで練習中、連合国軍総司令部(GHQ)に勤務する生物・生理学者でボクシング指導者のアルビン・カーン博士に認められて指導を受け、49(昭和24)年、フライ級、バンタム級の2つの日本タイトルを奪った後、世界チャンピオンとなり、4回防衛したが、54(同29)年、パスカル・ペレス(アルゼンチン)に敗れ王座陥落。55(同30)年のリターンマッチでも敗れ、現役を引退した。

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その他の出来事

佐久間象山、松陰の密航未遂で連座

1854年(嘉永7年4月23日) 門人の吉田松陰がペリー提督の黒船に乗り込み米国に密航しようとして失敗した事件に連座して、佐久間象山が逮捕された。象山はアヘン戦争で清国が英国に敗れるなど、欧米の極東進出に強い危機感を抱く。ただ、西欧に対抗するには、まずその科学技術を導入する必要があると考えた。松陰にも「西洋列強に学ぶべし」と、密航を暗に勧めた。象山は信州松代に蟄居(ちっきょ)すると、洋書をむさぼり読んだ。蟄居を解かれ、64(元治元)年、幕命を受けて上洛。公武合体・開国進取を説き、攘夷派に暗殺された。

六大学野球が戦後再開

1946(昭和21)年 太平洋戦争の局面悪化に伴い43(昭和18)年から中止されていた東京六大学野球が春季リーグ戦として再開。ただ、従来のリーグ戦による勝ち点制ではなく、総当たり1回戦制と形式を変えての開催となった。大学野球の聖地・神宮球場が連合国軍総司令部(GHQ)に接収されて使えず前半戦は当時、東京都杉並区にあった上井草球場で、後半戦は後楽園球場で行われた。慶応大が戦後最初の優勝校となる。東京大も健闘して2位(歴代最高順位)。

科学技術庁が総理府に設置

1956(昭和31)年 総理府の外局として科学技術庁が設置された。原子力・宇宙開発などの最先端科学技術の研究開発を促進するのが目的。国務大臣が長官を務めた(原子力委員会委員長兼任)。付属機関として航空宇宙技術研究所、金属材料技術研究所、放射線医学総合研究所、防災科学技術研究所、無機材質研究所、科学技術政策研究所および放射線審議会が置かれた。2001(平成13)年、中央省庁再編に伴い、文部省と統合されて文部科学省となった。

是枝監督の『万引き家族』がカンヌ最高賞

2018(平成30)年 第71回カンヌ国際映画祭で、是枝裕和監督の『万引き家族』がコンペティション部門最高賞(パルム・ドール)を受賞。親の死亡届を出さずに年金を不正に受給し続けていた家族の事件をもとに、是枝監督が構想10年近くをかけて作った作品。日本人のパルム・ドール受賞は5人目で、1997(平成9)年の今村昌平監督作『うなぎ』以来21年ぶりの快挙だった。

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