今日は何の日:On This Day in Japan

今日は何の日:7月14日

環境・自然・生物 社会 政治・外交

「知床」の世界遺産決定

2005(平成17)年 南アフリカのダーバンで開催された世界遺産委員会で、日本が推薦した北海道東部の「知床」の世界自然遺産登録が決定した。海から陸へとつながる生態系が分かりやすく見られることや、希少な動植物の生息地となっており、その保全管理体制が整っていることが評価された。日本の世界自然遺産は知床のほか、「屋久島 / 鹿児島県」「白神山地 / 青森・秋田県」「小笠原諸島 / 東京都」「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島 / 鹿児島・沖縄県」の計5件。

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その他の出来事

明治政府がコレラ防疫体制敷く

1879(明治12)年 コレラ大流行を受けて、明治政府は検疫制度に関する初めての法令「海港虎列刺(コレラ)病伝染予防規則」を公布した。同規則に基づき神奈川県に地方検疫局を設置し、同局長官に神奈川県令、内務省・外務省・陸軍省の職員のほか、在日外国人医師、薬剤師らを臨時検疫委員として配置したが、船舶検疫を拒否する違反事件なども起きた。

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岸信介首相、暴漢に刺される

1960(昭和35)年 岸信介首相が首相官邸で右翼に左ももを刃物で刺され重傷を負った。同年6月23日に批准・発効した新日米安全保障条約をめぐり、国会での強行採決や反対運動に対する警官隊の暴行などの混乱の責任をとって岸は辞意を表明。後継に決まっていた池田勇人自民党新総裁就任祝賀会の会場から出てきたところを襲われた。

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「黒い雨」訴訟で広島高裁が県などの控訴棄却

2021(令和3)年 原爆投下直後に降った「黒い雨」を浴びて健康被害を受けたとして、広島県内の84人が県と広島市に被爆者健康手帳の交付を求めた訴訟の控訴審判決で、広島高裁は原告全員を被爆者と認め、手帳交付を命じた一審判決を支持。県などの控訴を棄却した。

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台湾出身の作家 李琴峰が芥川賞受賞

2021(令和3)年 第165回芥川賞に、石沢麻依さん(41)の「貝に続く場所にて」と李琴峰さん(31)の「彼岸花が咲く島」が選ばれた。直木賞は、佐藤究さん(43)の「テスカトリポカ」と澤田瞳子さん(43)の「星落ちて、なお」に決まった。各賞で2作が選ばれるのは第144回以来、約10年ぶり。

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世界遺産 教育 知床 疫病