ソローキンの見た桜

©2019「ソローキンの見た桜」製作委員会
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舞台は日露戦争で初めて捕虜収容所が設置された愛媛県松山。ハーグ陸戦条約が結ばれてわずか数年後、国際社会にデビューして年月の浅い日本にとって、戦争捕虜を「博愛の精神」で処遇することが、近代国家の仲間入りをしたことを示す「試金石」となっていた。外出や飲酒も許された捕虜たちは市民との交流を深めていく。

看護師のゆい(阿部純子)は、負傷して収容されたロシア軍将校ソローキン(ロデオン・ガリュチェンコ)と出会う。献身的に看護するゆいに好意を寄せ、優しさと尊敬を込めて接してくれるソローキンに対し、弟を戦争で亡くしたゆいも複雑な思いを抱きながら引かれてゆく。しかし、密命を受けたソローキンは、ロシア革命に参加するため、収容所から脱走し、帰国しなければならなかった。

物語は、現代から歴史の秘話を探っていく形で展開する。戦争が背景の「悲話」には違いないが、国を越えて心を通わせた人々の絆が、時代を越えて新たな希望の灯をともすことがあると感じさせてくれる。

©2019「ソローキンの見た桜」製作委員会
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作品情報

  • 出演=阿部 純子、ロデオン・ガリュチェンコ、山本 陽子(特別出演)、アレクサンドル・ドモガロフ、斎藤 工、イッセー尾形
  • 監督・脚本・編集=井上 雅貴
  • 製作=2019「ソローキンの見た桜」製作委員会
  • 配給=KADOKAWA
  • 製作年=2019年
  • 日本・ロシア合作
  • 3月22日(金)角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
  • 公式サイト=https://sorokin-movie.com/

予告編