欧州最大級を誇る日本ポップカルチャーの祭典「ジャパンエキスポ」に、パラパラ漫画でおなじみの鉄拳が初めて参加、サイン会やワンマンショーでフランスの観客と触れ合った。

フランスのファンたちと初対面

日本のアニメや漫画、ゲーム、コスプレなどのファンが集う欧州最大規模のイベント、「ジャパンエキスポ」が今年18回目を迎え、7月6日から9日までフランス・ビルパント(パリ郊外)のイベント会場で開催された。日本から招かれた数々のゲストの中で、ひときわ異彩を放ったのが芸人・イラストレーターとして活躍する鉄拳だ。7月8日のワンマンショーに向け、スケッチブックに自分で描いたイラストによる「フリップネタ」をフランス語で用意して臨んでいる。

ショーの2日前、ジャパンエキスポ初日の6日には、サイン会が開かれた。「初めて来ていきなりサイン会なんて…。人は集まるんですかねえ」と不安を口にする鉄拳。案の定、会場に現れたファンの姿はまばら。鉄拳を知っていたかと聞くと、一様に「知らなかった」と答える。格闘ゲーム「鉄拳」シリーズ(バンダイナムコ)のプロモーションと間違えてきた人がかなりいたようだし、中には「遠くから変わったコスチュームが見えたので来てみたよ。近くで見たらやっぱり変だった」と爆笑する若者も。

ジャパンエキスポ会場にて

何しろ今回が欧州のイベント初参加。それでも「ジャパンエキスポ公式サイトの紹介を見て、初めて彼のパラパラ漫画を知り、興味をもった」という反応がいくつかあったのは救いだ。そんな「生まれたて」のファンたちに、鉄拳が一人一人丁寧に描いた似顔絵付きのサインを手渡すと、みな満面の笑みで喜ぶ。しかし「あさってのショー、絶対来いよ!」という鉄拳の叫びは伝わったのかどうか…。期待と不安の入り混じるスタートであったのは間違いない。

忙しいスケジュールの合間をぬってパリ見物。猛暑のパリをあのコスチュームのまま散策し、道行く人びとの注目を浴びる
かける言葉はひたすら「ボンジュール」だが、しっかり交流はできた!
フランスは2回目というが、前回はTVロケで日本にとんぼ帰り。今回は過密スケジュールの中、ほんの少し街並みを眺める余裕も