フジテレビは7月27日、中国のインターネット通販(EC)最大手「アリババ集団」傘下の動画配信サイト「YOUKU(ヨウク)」に、ゴールデンタイムのテレビドラマを中心とした番組を提供すると発表した。
昨年放送した連続ドラマ「警視庁いきもの係」を第1弾として提供。7月から中国全土で視聴できる状態にある。YOUKUは中国国内の10~20代の若者に人気で、有料会員数が3000万人を超えるとされる。
今回の提携で、中国市場を収益源の一つに育てることを見込む。日本テレビなど他の民放もアジア圏に対する番組提供など、海外市場の開拓を強化している。

連続ドラマ「警視庁いきもの係」のポスター(© TO/K © KYODO TV、フジテレビ提供)フジテレビは、自社番組がすでに若者を中心に中国国内で受け入れられているとしており、今回の提携によりさらに広範な視聴者層への浸透を期待する。
同社総合事業局コンテンツ事業室は、「アジアのエンターテインメントは、国境や言語の壁をやすやすと超えて、デジタル・テクノロジーによって多くの人々に楽しんでもらえる時代となった。中国の視聴者に、良質な番組を届けられるよう一層緊密な関係構築に努めたい」とコメントしている。