JAPAN LIFE 「江戸切子らしくない」のも江戸切子らしさ―三代秀石 堀口徹 : 使う人を驚かせて魅了する 伝統 | 生活スタイル | 歴史 筆者: 鈴木 美和 + 公開日: 2026. 10. 28 堀口切子のグラスや盃(撮影 : 川本聖哉) 美しき江戸切子の世界 カットの目安となる線を引く「割り出し」の工程。江戸切子の美しいきらめきはここから始まる カットのための線が引かれた盃 割り出しの線を目印に、太い線から順にカットを入れていく 「縁」「円満」を想起させる伝統文様の「七宝」が浮かび上がる グラスにカットを入れる堀口徹さん 代表柄である「籠目(かごめ)」と「菊繋ぎ」をあしらった盃 光を当てるとまったく異なる表情を見せる 正確で美しいカット 滑り止めになるよう絶妙な位置に切子細工を施した片口。注ぎ口は、水滴が垂れないように工夫した角度 底面から鑑賞するのも味わい深い 文字盤の外周を囲むパーツ(ベゼル)に江戸切子の技法で装飾を加えたカシオ計算機の腕時計オシアナスの限定版(画像提供 : カシオ計算機) 整理整頓が行き届いた堀口切子の工房を象徴する光景。「きちんとそろっている」ことを要求される場面が多い仕事であるため、普段からそれを習慣づけるようにしているという。タオルの畳み方、重ね方も徹底されている ポップなヒツジのイラストがかわいらしい堀口切子のマーク 撮影 : 川本聖哉 (提供写真を除く) 1 2 伝統工芸 江戸時代 ガラス 伝統文様 関連記事 金継ぎ : 形あるものは壊れる宿命を受け入れる ―大胆な表現で新たな美しさを生む漆芸修復師・末崎広樹CULTURE | 2026. 08. 06 日々進化を重ねてこそ伝統は守られる──江戸小紋の人間国宝・小宮康正:「命がけの難しさ」に向き合う覚悟CULTURE | 2026. 01. 28 千年たっても新しい──“本物は必ず残る”信念で職人を育て「江戸からかみ」を再興した版元・東京松屋CULTURE | 2025. 09. 05 スカイツリーのふもとで日本文化を世界へ発信する「片岡屏風店」:思い入れのある写真や着物をモダンなインテリアに!CULTURE | 2025. 06. 14 蔦重の下から巣立った江戸後期3巨匠 : 挿絵画家からスタートした北斎、耕書堂に居候した曲亭馬琴、十返舎一九CULTURE | 2025. 10. 21 『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』『ゴジラ』『FGO』人気キャラとコラボ:“令和の蔦重” 浮世絵をクールにプロデュースCULTURE | 2025. 04. 04 「ただ純粋に自分の思いを作品に込める」―竹工芸の人間国宝・藤沼昇:日本の工芸品を世界の芸術へ CULTURE | 2025. 05. 07 生鮮カツオ日本一の気仙沼港、味わうなら刺し身:漁船支え、350年の歴史JAPAN LIFE | 2026. 10. 27