【ワシントン時事】ルビオ米国務長官は20日、日米豪印の連携枠組み「クアッド」首脳会合が11月にフィリピン・マニラで開催される予定だと明らかにした。インドメディアのインタビューで語った。マニラで11月中旬に開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合に合わせて行うという。

 トランプ大統領は、ASEAN関連会合に加え、中国広東省深センで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する見込み。習近平国家主席との会談も予定されており、クアッド参加国との協力を深めて優位な立場から首脳会談に臨む狙いもありそうだ。

 ルビオ氏は「首脳会合は、単なる社交の場ではなく、具体的な行動について実際に発表できるだろう」と語った。詳細は明かさなかったが、インド太平洋地域の海洋安全保障や重要鉱物を巡る協力などが議題になるとみられる。

 クアッド首脳会合の開催は2024年9月以来で、第2次トランプ政権では初めて。25年にインドでの開催が見込まれていたが、トランプ政権の高関税政策で米印関係が悪化したことなどを受け、実現していなかった。国際協調に後ろ向きなトランプ氏の姿勢を反映したとの見方もあった。 

ルビオ米国務長官=20日、インド・ムンバイ(AFP時事)

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