開店前から有名だった「通堂」

通堂を経営するオフィスりょう次(那覇市)の金城良次代表は、沖縄市出身。居酒屋から飲食業のキャリアをスタートさせており、ラーメンの修行で博多に赴いた経験も持つ。2001年3月には新横浜ラーメン博物館に出店し、「琉球新麺 通堂」の起点となった。同博物館への出店は1年間限定だったことから、翌年の2月に閉店し、その半年後に那覇市内で小禄本店を開店した。沖縄の通堂はこれが1号店で、現在は4店舗を数える。

台北の通堂は、「通堂」のブランドや調理、接客などのスキルを同社が台湾企業の「和時」(台北市、倉田友朗代表)に提供して営業。和時は台湾で約30人のスタッフを雇い、このうち3人は沖縄の通堂で1~3カ月トレーニングを受け、オープンに合わせて台北に戻ってきた。統一時代百貨の地下2階にある店舗には、プレオープンから行列ができ、9月9日の正式オープンを前に金城代表は「宣伝もしていないのに行列ができて、気持ちが引き締まった」と緊張気味に話していた。

通堂1号店開店の様子(撮影:松田 良孝)