今日は何の日:On This Day in Japan

今日は何の日:3月9日

世界初の海底道路、関門国道トンネルが開通

1958(昭和33)年 本州の下関市(山口県)と九州の門司市(現北九州市門司区)を結ぶ「関門国道トンネル」が開通。名称に「国道」が付くのは国道2号線の一部として造られたためだ。全長3461メートルのうち780メートルが海底。トンネルは2層から成り、幅7.5メートル・2車線の自動車道の下に同3.8メートルの歩行者専用道が設けられた。完成時は世界初の海底道路だった。39年に着工、太平洋戦争による中断もあり19年を要した。自動車通行台数の増加に対応するため、73年には、高速道路規格の吊り橋「関門橋」が開通。両端のインターチェンジは中国自動車道、九州自動車道などとも接続されている。

幅が狭く流れが速い関門海峡を鉄道や道路でつなぐ構想は明治時代からあり、鉄道が先行した。山陽本線の下関-門司間を結ぶ「関門鉄道トンネル」が戦時中の44年に完成し、複線運転が開始された。山陽新幹線の「新関門トンネル」は74年に完成。3トンネル・1橋により北九州市、下関市は一体化し、2県にまたがる関門都市圏として発展した。

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その他の出来事

1894(明治27)年 明治天皇の結婚25年を祝う日本初の記念切手・明治天皇銀婚記念切手(通称「明治銀婚」)が発行された。紅色の額面2銭(内国用封書用)、青色の同5銭(外国用封書用)の2種類で、菊の紋章に雌雄の鶴2羽が描かれたデザインは共通。横長で、普通切手の2倍の大きさだった。菊花紋の周りには “IMPERIAL WEDDING 25 ANNIVERSARY”と発行趣旨を表記した。

1968(昭和43)年 富山県神通川流域のイタイイタイ病患者ら28人が、三井金属鉱業を相手取って富山地裁に賠償訴訟を起こした。1、2審とも、神通川上流にある三井金属神岡鉱山(岐阜県)が排出した廃液中のカドミウムとイタイイタイ病に因果関係があると断定。同社が上告を断念し、患者側との和解に応じた。提訴から2カ月後の68年5月8日には、厚生省(現厚生労働省)がイタイイタイ病を同社の廃水によるとする見解を発表し、国が認定した初の公害病となった。

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1991(平成3)年 東京都の新庁舎が新宿副都心に完成し、落成式典が政府・自治体・都議会関係者、都民代表ら2360人が出席して第一本庁舎前都庁プロムナードに式典会場を設けて行われた。有楽町の旧庁舎からの移転作業は3月中、5回に分け計18日間をかけて実施。4月1日に全部局がそろった。新庁舎は、高さ243メートル、地上48階地下3階の第一本庁舎▽同163メートル、地上34階地下3階の第二本庁舎▽同41メートル、地上7階地下1階の都議会議事堂▽広さ5千平方メートルの都民広場-などから成る。パリのノートルダム大聖堂をモチーフにした「ゴシックリバイバル」といわれる造形で、世界的な建築家丹下健三氏が設計した。

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