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がん10年生存率57.2% : 国立がん研究センター調査

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不治の病ではない。しかし、早いに越したことはない。

国立がん研究センターなどの追跡調査で、2003~06年にがんと診断された患者の10年生存率は57.2%だったと発表した。前回集計(02~08年診断)より0.8ポイント上昇した。

調査では、がんを専門とする全国19病院の患者約8万人の情報を基に、がん以外での死亡の影響を除いて分析した。部位別では、前立腺97.8%、乳房85.9%は、大腸67.8%、胃65.3%など。

また、09~11年に32病院で診断された約14万人の情報から5年生存率は68.4%で、前回集計(08~10年診断)より0.5ポイント上がった。

ステージ別(ステージ1が早期。数が大きくなるにつれて進行)の10年生存率を見ると、早期発見、早期治療の重要さが分かる。例えば、胃がんの10年生存率はステージ4は4.4だが、ステージ1であれば90.7%だ。

バナー写真 : PIXTA

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