人気キャラの頂点は今年も「ちいかわ」! 絶対王者に負けじと、誕生30年の「たまごっち」と半世紀超えの「モンチッチ」も大健闘。おなじみ「ミャクミャク」を加えた世界的スター4組が集結した。
国境を超えた人気者「ちいかわ」が殿堂入り
前年に最も活躍したキャラクターやライセンスブランドを決める「日本キャラクター大賞2026」で、「ちいかわ」が3年連続、4度目のグランプリに輝き、同アワードで初めて「殿堂入り」した。表彰式は6月17日、東京ビッグサイト(江東区)で開かれた。
「ちいかわ」はSNSから人気に火が付き、グッズやアニメで大ブレーク。この1年でさらに活躍の場を広げた。初の体験型施設「ちいかわパーク」(東京都豊島区)をオープンしたほか、公式ショップは中国や台湾、韓国に進出。43の国と地域で配信するスマホアプリ「ちいかわぽけっと」は、500万ダウンロードを突破した。圧倒的な支持で3連覇を達成したわけだが、ライセンス元のスパイラルキュート・川上洋一社長は「東アジアでは日本以上の人気。7月に公開する劇場映画をはじめ、新しい挑戦を続けたい」と、さらなる人気拡大を見据えている。
平成の「たまごっち」、昭和の「モンチッチ」がブーム再燃
大賞に次ぐ「キャラクター・ライセンス賞」は、数十年にわたり国内外で愛され続け、再ブレーク中の「たまごっち」と「モンチッチ」が選出された。
「たまごっち」はバンダイが1996年に発売。当時の若者に大ブームを巻き起こした携帯型デジタルペット玩具だ。23年にはメタバース空間で遊べる新型が登場し、新たなユーザー層を開拓。累計販売数は1億個の大台に乗り、うち過半数を欧米はじめ海外が占める。国内では人気アニメやアイドルとのコラボも話題を呼び、体験型ショップ「たまごっち ふぁくとり~!」(渋谷区)、巡回イベント『30周年記念 大たまごっち展』などで幅広い世代を取り込んでいる。
一方の「モンチッチ」はセキグチが1974年に発売したぬいぐるみ。子ザルに似たかわいい見た目から子どもに大流行し、フランスなど海外にも輸出した。国内ではブームが去った80年代以後、販売を休止した時期もあったが、近年になって再燃。タイや韓国でバッグチャームがSNSを通じてZ世代の心をつかみ、その人気が日本に逆輸入された。誕生から半世紀余り、累計7000万体が世界中で愛され続けている。
表彰式では受賞キャラ3組に加え、選定委員特別賞に選ばれた「2025年大阪・関西万博 公式キャラクター ミャクミャク」も登場。SNS映えする新旧スターの共演は会場を沸かせた。
日本キャラクター大賞 歴代グランプリ
2016 おそ松さん(おそ松さん製作委員会)
2017 ポケットモンスター(ポケモン)
2018 怪盗グルーシリーズ
2019 すみっコぐらし(サンエックス)
2020 TVアニメ「鬼滅の刃」(アニプレックス)
2021 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 製作委員会)
2022 ちいかわ(スパイラルキュート)
2023 ONE PIECE(東映アニメーション)
2024 ちいかわ(スパイラルキュート)
2025 ちいかわ(スパイラルキュート)
2026 ちいかわ(スパイラルキュート)
取材・文・撮影=ニッポンドットコム編集部






