【アトランタ時事】日米豪印の連携枠組み「クアッド」外相会合が10月31日、米南部ジョージア州アトランタで開かれた。共同記者発表によれば、4カ国の外相はインド太平洋地域で信頼できる人工知能(AI)へのアクセスを支援するため8500万ドル(約134億円)超を拠出する意向を示した。

 4外相は中国を念頭に、恣意(しい)的な輸出規制やサプライチェーン(供給網)を混乱させる過剰生産などの経済的威圧に「深刻な懸念」を表明した。

 ただ、会合後に記者会見したルビオ米国務長官は、クアッドが「どこかの国に反対するために存在する枠組みではなく、反中国連合ではない」と強調した。トランプ大統領は中国の習近平国家主席と年内にあと2回会談する見込みで、中国側を刺激するのを避けた形だ。

 また、ルビオ氏は、クアッド首脳会合の11月開催について「近く発表することになるだろう」と語った。首脳会合は、フィリピン・マニラで11月中旬に開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議に合わせて行われる見通し。2024年以来で、トランプ政権下では初めて。 

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