農林水産省が昨年3月以降に放出した政府備蓄米について、10万トン分を追加で買い戻す方向で調整していることが27日、分かった。備蓄米の在庫量が適正水準とされる100万トン程度を大幅に下回っており、食料安全保障上の懸念が指摘されているため。
現在5年程度としている備蓄期間を3~4年に短縮する案も検討する。実現すれば毎年の買い入れ量が増加する見通しだ。
放出した59万トンのうち21万トン分は9月に買い戻しを決定した。それでも民間のコメ在庫量は積み上がった状態で、同省は買い戻しが可能な需給環境が整いつつあるとみている。長雨の影響が反映される2026年産の予想収穫量(10月25日時点)などのデータも踏まえ、買い戻し時期を判断するもようだ。
倉庫内に積み上げられた政府備蓄米=2025年2月、埼玉県内
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