武部新農林水産相は26日、時事通信のインタビューに応じ、米国が求める生鮮ジャガイモの輸入解禁を巡る協議について、科学的な議論を尽くすべきであり、「相当時間がかかる」との見通しを示した。政府備蓄米の追加買い戻しの判断時期については、「適切に計画的に進めていく」と述べるにとどめた。主なやりとりは以下の通り。
―米産ジャガイモの輸入解禁には、選挙区の北海道をはじめ生産者が不安を感じている。
科学的・技術的な議論を尽くして進めていくべきものだ。相手国に期待があることは承知しているが、十分な議論を行った上で、双方が納得できる合意を見いだせない限り、輸入が解禁されることはない。
―問題がなければ解禁されるか。
(21種類の)病害虫一つ一つ、実効性のあるリスク管理について協議をしていく。双方納得がいく協議をしなければならず、相当な時間がかかると思っている。
―足元のコメの需給と価格の認識は。
相当な需給緩和局面にある。米価は民間の取引環境の中で決まるものであり、言及することは差し控えたい。生産者が再投資、再生産が可能で、消費者から理解を得られる価格水準に落ち着いていくことが重要だ。
―備蓄米の追加買い戻しは年内に判断か。
備蓄米の役割は、あくまでも供給不足のために備えることだ。需給状況を勘案しながら適切に計画的に進めていく。
―週刊誌で、報酬を受け取ったカメラマンが選挙運動に関与したとの疑惑が報じられた。
運動員としての活動もしていない。ネット戦略の裁量的な権限を与えたこともなく、その費用もお支払いしたことはない。
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