高市早苗首相は30日、広島市の松井一実、長崎市の鈴木史朗両市長と首相官邸で面会した。両氏は、11月に初めて開かれる核兵器禁止条約の再検討会議にオブザーバー参加するよう求める要請書を提出。首相は「わが国の安全保障の確保と核軍縮の進展のために、何が効果的か検討する必要がある」と述べ、慎重な考えを重ねて示した。
松井、鈴木両氏は、首相が見直しに意欲を示す「非核三原則」についても国是だとして堅持を求めた。首相は「『核兵器のない世界』に向けた国際社会の取り組みを主導することは、唯一の戦争被爆国であるわが国の使命だ」と述べたが、直接的には三原則に言及しなかったという。
広島市の松井一実市長(左)と長崎市の鈴木史朗市長(右)から核兵器禁止条約に関する要請書を受け取る高市早苗首相=30日午前、首相官邸
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