【カイロ時事】日本の支援でエジプトの首都カイロ郊外ギザに建設された大エジプト博物館(GEM)が1日、開館1年を迎えた。「黄金のマスク」で知られるツタンカーメン王の副葬品をはじめ、古代エジプトの遺物10万点以上を収蔵。中東情勢悪化にもかかわらず、同館によると来場者は500万人を超えた。

 開館1年を記念し、今月から来年4月末まで通常の閉館後に特別ショーを開催。1日には関係者向けに公開された。照明や音楽を駆使し、ナイル川の氾濫や作物の収穫といった古代エジプト人の生活模様を再現した。

 GEMのアフマド・ゴネイム最高経営責任者(CEO)は取材に対し、「ピラミッド周辺の観光客を増やす目標を達成した」と指摘。GEMの開館効果を強調した。

 GEMは、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されているギザの三大ピラミッドの近くに位置する。世界有数の規模を誇り、日本人専門家も現地で発掘品の修復や技術者育成に貢献している。 

1日、カイロ郊外ギザの大エジプト博物館(GEM)で公開された、開館1周年記念の特別ショー

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