筋子・イクラ : ご飯との相性抜群! 北の海から届く秋の宝石
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産卵のために戻ってきたサケを待ち受ける
東北や北海道の川で生まれたサケは3~5年間アラスカ湾やベーリング海を回遊し、産卵のために生まれた川に戻ってくる。9月~10月は川を目指すサケを沿岸で待ち受ける秋サケ漁の最盛期。メスの腹から取り出した卵巣はちょっとぜいたくなご飯のお供として絶大な人気を誇り、“ 海のルビー ”とも呼ばれる。
卵を腹から取り出した卵巣膜に包まれた状態のものが「筋子」。これを膜からはがして一粒ずつ丁寧にほぐしたものが「イクラ」。
「筋子」として流通するのは、主に走りの時期に取れる小粒の卵を塩漬けにしたものだ。しっとりねっとりした食感が特徴。地方によってはみそ漬けやかす漬けで食べるところもある。
ご飯との相性はもちろんのこと、日本酒のあてとしても格別の一品。
一方、「イクラ」には産卵間近の粒が大きいものを使うことが多い。薄皮がプチっとはじける小気味よい食感が持ち味。ちなみにイクラはロシア語で「魚卵」「小さくて粒々したもの」という意味。小売店では、しょうゆをベースとした調味液に漬けたものが販売されている。
〈軍艦巻き〉
粒がこぼれ落ちやすく、握りすしには向かないので、しゃりの周囲に海苔(のり)をぐるりと巻き、その上にイクラを盛る。こんな平和な軍艦なら、大挙して押し寄せてきてほしい!
〈おにぎり〉
左がイクラ、右が筋子。おにぎり専門店、コンビニでも少し値の張る具材。小さなぜいたくとして楽しみたい。
〈サケ・イクラ丼〉〈ウニ・イクラ丼〉
白いご飯が見えなくなるほど、具材を敷き詰めた至福の一杯。
〈カナッペ〉
艶やかな赤をあしらうだけで料理が華やかになる。カナッペに限らず、前菜類やちらしずしなどにイクラは彩りを添える。
〈自家製イクラしょうゆ漬け〉
10月~11月頃になると、スーパーには生筋子が並ぶ。塩を加えたぬるま湯を用いれば、卵巣膜から粒をほぐすのは意外と簡単。保存料や添加物なしで、好み味のしょうゆ漬けができる。多少の手間はかかるが、市販品にはない味わいを存分に味わえる。
調査・構成:イー・クラフト
バナー写真 : フォトAC








